お客さんが思わず動きたくなる企画の視点とは?


ビジネスをするうえで必要なものはいくつもありますが、
一番大事なものは「お客さん」ですよね。

ネットにしてもリアルにしても
お客さんがいなければ商売になりません。

しかもお客さんはいきなりなってくれるわけではなく、
まず見込み客の状態からお客さんが動いて
顧客になってくれるわけです。

つまり、ビジネスをするうえで
この導線やベネフィットをしっかりと考えなければなりません。

「どうやったらお客さんが動きたくなるのか?」

実はそれを考えるだけで、ビジネスはうまくいきやすくなります。

ただ、どうやったらいいんだろう?
って思いますよね。

 

「うちの商品はすごいんです!」
「うちのサービスは他とは違うんです!」

といったところでお客さんは動いてくれません。
なぜなら、そのベネフィットは売りて目線であって
お客さん目線のベネフィットではないから。

しかも他のどこも同じようなことをやっているから。

お客さんの目線からいうと
「ん?だからどうなの? それが私にどう関係あるの?」

という答えが返ってきてしまいます。

人は自分の利益になるとイメージできないものには行動を移せません。
よくわからないものや無駄だと思う物には行動ができないのです。

 

売り手目線のメッセージではお客さんの心は動きません。
お客様目線のメッセージを届けないといけないのです。

 

じゃあ、お客さん目線のメッセージだったらどんなものが良いか?

 

「うちは他のお店より安いよ!」
「なんと30%オフ!」
「キャッシュバックキャンペーン!」

など「割引」押しのメッセージはよく見かけますよね。
確かに「お金」のメリットを打ち出すのは効果的です。

ただし、「お金」のメリットだけ打ち出すとまたこれもデメリットが発生してきてしまいます。

例えば
・価格競争に陥って利益が残らない。売れるほど赤字になる。
・お金がない質の悪いお客さんが増える
・値上げができない。薄利多売を強いられるので労力がかかる。

・お客さんに飽きられる

こういうお店とかときどき見かけますよね。
残念ながら、こういうお店は
「人の心を動かすには割引」
という思考しかないのです。

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

実は人の心はお金以外のベネフィットでも動くのです。
そしてそのためにお金を支払います。

 

これ知りたいですか?

 

それは5つの要素と言われています。

・お金
・時間
・労力、手間
・思考労働
・気遣い

これらの「5つのコスト」と言われているものの解消するためにお金を払うのです。

・お金
「他より安く買いたい」
「よりお金の面で得したい」

・時間
「時間をかけたくない」
「なるべく早く結果を出したい」

・労力、手間
「面倒なことをしたくない」
「手間のかかることはしたくない」

・思考労働
「一から考えるのは面倒」
「自分では考えつかない」
「一から勉強するのは時間と労力がかかりすぎる」

・気遣い
「子供を喜ばせるのに最適かどうか」
「このプレゼントは相手に喜んでもらえるかどうか」

などなどいろいろあります。
あなたもこれまでお金を遣った理由が
この中にいくつもあるのではないでしょうか?

あなたのビジネスやサービスを提供するうえで
上記の5つの中の何をベネフィットとして提供できるかを
考えてみると、よりお客さんが喜ぶ企画や提案ができるようになります。

ではまた!

 

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