講師が陥りがちな3つのワナ


オンラインスクールや
リアルの教室を運営していく中で、
どこかで体系的に運営法を学ばずに
見切り発車で起業してしまった結果、

悲惨な事になっている人は
結構いるようです。

「自分はこれが好きだ!」

「私はこのことを伝えたいんだ!」

「私はこのことを広めて社会に役立ちたい!」

そういった素晴らしい想いに
水をかけるようなトラブルは
結構多いのです。

今日は
教室の「講師」が陥りがちな3つのワナ
について特集していきます。

目次

その1スキルが上がれば集客は自然にできると勘違い

非常に多い勘違いです。

いろいろな資格をとったり、
専門分野の勉強に精を出すのは
悪い事ではありません。

でも、
その勉強に力を入れるだけで
「集客」が自然にできるわけでは
ないのです。

世の中の人間に
特別な嗅覚がついていて、
ある資格を誰かが取得すると、
その嗅覚が反応して、
自然と集まりたくなる・・・

みたいな性質があるのであれば、
話は別ですが・・・

資格を取ったからといって
自然発生的に口コミがおこり、
いつの間にか行列のできる教室に
なっていた・・・・

なんてことはあり得ないのです。

集客は集客でちゃんと
やらなければなりません。

資格や専門分野の勉強はしても、
集客や仕組化の勉強を
してこなかったばかりに、
せっかくの教室運営を
諦める人は後を絶ちません。

全ては因果応報です。

原因を作るから
結果につながる。

集客につながる原因を作らなければ、
集客につながる結果は生まれないのです。

その2 講師と生徒の認識のズレ

これもよくある間違い。

講師になる人は
その分野でそれなりの実績を上げて、
その分野においては
非常に意識が高いです。

日々、その分野に
興味関心を持ち、
アップデートし続け、
訓練を続けています。

一方で、
そこに参加する生徒さんは
全くそうではありません。

全く初めての初心者だったり、
ちょっと他で学んできた初級者だったり、
いろいろなレベルの人が参加するわけです。

もちろん
講師と同じくらいのレベルと認識の人が
お金を払ってその講座を受けに来ることは
ありません。

でも・・・・

運営法をちゃんと学ばずに起業した
教室やオンライン教室の講師は
生徒さんを自分と同等レベルの認識とスキルが
あると思い込んでいます。

「え?これくらい当たり前でしょ」

「できて当たり前でしょ」

「知ってて当然でしょ」

そういう前提で
レッスンをしてしまうのです。

そして自分が学んで得た
高い認識を生徒さんにシェアしようとする。

でも、生徒さんは
その認識に行く前の前の前の段階なので、
崇高そうな話を聴いてもチンプンカンプン。

講師側が
「こんなのは簡単!目をつぶってもできる」
ということが

生徒さんには全く難しかったりするのです。

その結果
「なんでこんなこともできないの?」
「こんなことも知らないの?」
と言ってしまう。

生徒さんからは
「なんかこの教室は嫌だなあ」
と思われて辞められてしまうのです。

それは教室を運営する側が
ターゲットになる生徒の層を
ちゃんとリサーチして
分析していないからです。

その3「守り」ができていない

これもありがち。

講師と生徒側、

または雇っている側と雇われている講師側

この間で

「言った・言わない」

「そんな風には思ってなかった」

などの泥沼の戦いが起こる事があります。

その原因は、
契約資料を一切残さずに
口約束だけで
進めてきてしまったから。

そしてもう一つ、
お金の守りの問題

どんぶり勘定
お金を管理していたので、
いつも資金繰りに困ったり、

決算や確定申告の時期に
四苦八苦してしまう。

うまくいっているように見えても
お金の管理が出来なくて
潰れていくところは
結構見ています。

「攻め」は大事ですが、
同じくらいに
「守り」も大切です。

我流の見切り発車は危険がいっぱい

行動力のある人程、
何も勉強せずに思い切って起業して、
教室やオンライン教室をはじめたりしますが、

ビジネスの原理原則をはじめ、

集客の基礎、売上アップ、お金の管理、

生徒さんになるターゲット層のリサーチ、

集客の仕組化、お金の防御、

などを全く学ばずにはじめたりするので、
あとで苦労する人がたくさんいます。

もし、あなたが
それらのどれかにあてはまるのであれば、
教室ビジネスの立ち上げ方と成長する方法を
体系的に学んでおくことをお勧めします。

我流は近道に見えて
実は大きな遠回りです。

正しい成功法則は

成功している方法を体系的に教えてもらってから、

自力で頑張っていくことです。

 

「守破離」

これこそが長期的に成功する考え方です。

ではまた!

自宅で「おうちオンライン教室」をはじめませんか?